仕事に良い循環を起こす自己管理能力

自己管理能力とは目標や時間、モチベーション、感情などなど、心身の在り方を自分でコントロールする能力のことです。
この能力を高めることができれば、仕事のパフォーマンスもどんどん上がっていきます。
ちなみに自己管理能力は、セルフマネジメント能力、セルフマネジメントスキルなどと言い換えられることも多いです。

どんな仕事でも自己管理能力は重要だと言われています。
ここでは、なぜ重要なのかについて掘り下げていきたいと思います。

まず自分のスキルや時間を管理することができれば、仕事の効率が一気に上がります。
実際、各作業にどれくらい時間がかかるのかを客観的に把握することができれば、一日の業務を組み立てることが可能になります。
もちろん最初は計画通りにいかないかもしれません。
続けていくことで、だんだん「この業務は苦手で時間がかかる」「前よりも早い時間で終わらせている」など新たな発見が見えてくるはずです。
そうなれば、自己管理が容易くなり、時間内に業務を効率よく終わらせるスキルが身につきます。
そしてこの成功体験がさらにモチベーションを上げて、自己管理能力の向上につながるのです。

加えて、時間内に早く仕事を完了できるようになれば、定時に近い時間に帰れるようになり、休養を充分に取れるようになります。
心身共にリセットした状態で次の仕事に望めるため、質の高いパフォーマンスを発揮できるようになるでしょう。
それがまた自信につながっていき、結果的に仕事の良い循環が起きてくるのです。