心身の疲労を癒やす上で知っておきたい！ネガティブレストとアクティブレスト

休日に仕事の疲れを癒す、ゆっくりと眠って自宅でのんびり過ごすような一般的な休息行動を「ネガティブレスト（消極的休養）」といいます。
しかし、忙しく仕事をしている人の中には「休日にずっと寝ていても疲れが取れない」「寝だめをしているのに眠気が取れない」という状態になってしまうケースもあるのではないでしょうか。

もちろん睡眠や休息は、疲労を癒す上で欠かせない行動です。
「ネガティブレスト」のネガティブは「消極的」という意味であり、これ自体は悪い意味ではありません。
ただ、このネガティブレストでも疲れが取れない場合があるのは事実です。
その際は、その反対の意味を指す「アクティブレスト（積極的休養）」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
これは、軽い運動をして身体を動かし、血行を促進させて疲労を取り除く休養方法です。

アクティブレストは元々、日頃激しいトレーニングや運動を続けているスポーツ選手が取り入れている手法でもあります。
休日に完全に身体を動かさないのではなく、簡単な運動で身体を動かして、発汗と血行を促すのです。
せっかくの休日にわざわざ運動するとなれば、余計に疲労が溜まりそうだと感じるかもしれません。
しかし血行が良くなることで、身体の中の疲労物質が血流で排出されるという側面もあるのです。
その後に、ネガティブレストモードに入ることで、疲労回復効果はむしろ高まると言われています。

スマホ社会では特に「自宅で出来るストレッチ・ヨガ」動画が無数にあるため、自宅での運動のハードルは大きく下がっています。
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